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【妊娠初期の運動①】

2023.03.08

妊娠初期に行える運動とは


今回は、妊娠初期の生活習慣に関するお話しようと思います!


これから妊娠・出産を迎える方が、無事に出産を乗り越えて

産後も女性として自信が持て、心身ともに健康であり続けたいと考えた時に

「妊活中、妊娠中、産後だから特別なことをしないといけない!」

と考えがちですが、そんなことはありません。


当たり前のことですが、まずご自身の健康を保つための習慣(運動、食事/栄養、休養/睡眠)

を、妊活・妊娠をきっかけに見直してみることをおすすめします!


FIVEONEでは、筋トレを含めた妊娠中の運動習慣を提案させていただいています!


まず妊娠中に運動をするメリットです


・出産、産後に向けての体力アップ


妊娠中〜出産までの期間と、産後で子供がいる生活を比べると、心身の状態や生活環境の違いはとても大きいことが予想されます。


妊娠してから息があがりやすく、疲れやすくなった…

赤ちゃんの出産は、安産であってほしい!

産後の授乳や抱っこで疲れてくると、腰・肩、膝や腕など痛みが出てくる…


妊娠中の生活、出産時や育児で必要になる体力(柔軟性、筋力、持久力、体の動かしやすさなど)は、習慣的な運動で効率的に身に付けられます。


 


・肩こり・腰痛、冷え性などの改善


妊娠週数が進むにつれてお腹や胸が大きくなると、快適な姿勢を維持することが難しくなり、肩こり・腰痛の原因となることがあります。

女性にとって体の冷えも、多い悩みではないでしょうか…


また産後の授乳や抱っこも、絶対に避けることができないものです

妊娠前から体力に自信のあった方でも、育児によって首・肩・腰の不調を感じることが増えてしまいます。


産後の子育てで、ご自身だけで過ごす時間が少なくなり、体力の余裕がなくなる時期、妊娠中、できれば妊娠前から、体を整えておけば、これらの不調に悩まされることも少なくなります。


 


・妊娠中の適正な体重増加を促す


妊娠中に体重が増え過ぎないかどうか心配な方も多いと思います。

この期間で増える体重は、10~13kg(BMIで標準とされる場合)が目安となり、過度な減量、筋肉量を大幅に増やすような、運動・食事はおすすめできません。


妊娠中の体重増は、出産時と産後のお子さんの健康にも影響があります。


運動が習慣になることで、運動によるカロリー消費の増加だけではなく、生活習慣(運動、食事、休養)に対する意識が変化する


また産後も運動を習慣にすることで、妊娠前の体重・体型戻しに役立つという声もよく聞かれます。


・妊婦さんはいつから運動ができる?


『妊娠中はいつから運動ができるの?』
という質問を非常に多くいただきます。


 


まずは回答ですが、

『妊娠初期でも運動は可能ですが、ご自身の体調やお子さんの発育の度合いを加味すると、妊娠12週以降からはより安心して運動が実施できます』

というものになります…


健康な妊婦さん運動をしても、(母体の)ケガ、流産、胎児発育不全、早産が起こるリスクが上がることは実証されていません。


ただ、自然流産全体の約80%が妊娠12週未満で起こるとされています。


加えて、妊娠初期は16週以降の安定期と比べると、つわりの症状による心身の不調あり、何かと不安だったという声が多いため、無理に運動を始める必要はないと思います。


 


・妊娠初期の運動の注意点、避けてほしい運動について


妊娠初期の体調も個人差がありますが、つわりの症状も出やすく、運動どころではないと思っても不思議ではありません。


妊娠中に運動を始める前は、必ず担当医師への確認を行ってください。


まずは買い物や通勤、犬の散歩などのついでにやるくらいの軽い気持ちで、ウォーキングから始めることをおすすめします。


 


妊娠初期には、ダンベルやマシンなどで負荷がかかる運動ではなく、ヨガ・ピラティス、自重でのスクワットも良いです。


『運動がいいのはわかっているけど、自分ではわからないし、効果が感じられないから続けられない』


と思うときは、トレーナーのアドバイスを受けるといいかもしれませんね!


次回は
具体的な運動方法、食事方法をご紹介しますね!!